雇用ロンダリング

今日も図書館の読書室で企業概要書作成。あんまり進まなかった。

雑誌コーナーでヤマト運輸特集の週刊東洋経済読んだ。

 

巻頭にこんな広告記事が載っていた。

toyokeizai.net

 

主に、新卒でサービス業に就業したが過酷で辞めて「もうサービス業はこりごり。事務職に就きたい。。」と希望する20代の女性を自社で無期雇用して事務職向け職業訓練をさせ客先に派遣しているとか。

 

読んで思い浮かんだ言葉が

雇用ロンダリング

 

このあたりがやばい。

「登録型事務派遣のスタッフの平均年齢は、10年前は30歳でしたが、現在では40歳と高まっています。しかも、これまで多くの企業では一般職の採用を絞ってきたため、いまは主任クラスの事務職正社員の方よりも、派遣スタッフのほうが年上となるケースも増えています。その点、ミラエールがキャリアの浅い若年層女性が中心であること、さらに政府が提唱する働き方改革が進む中で、多くの企業の新たなニーズを吸収できていることが大きな特徴となっているのです」 

 違法に得た資金を洗浄して合法に使えるようにするのがマネーロンダリングだが、このサービスがやっていることは「偽装請負」&「年齢差別と性別差別」を合法な雇用に洗浄して利益を得ている訳で、やってることはヤクザと同じ。

差別を助長してる(というか現金化している)のはヤクザよりタチが悪い。

 

このサービスを「顧客企業のニーズに応えて」提供しているスタッフサービスは、2007年12月からリクルートホールディングスの孫会社(親会社はスタッフサービスホールディングス)であることを記して了。