貧困者銀行

日本進出とな。

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対象は、働く意欲と能力のある人で、生活保護の受給資格者を含む低所得者、シングルマザーら。既に運営しているバングラデシュや米国などと同様に、五人一組の互助グループをつくってもらい、無担保でお金を貸し出す。グループのメンバーは他の参加者の連帯保証人にはならないが、返済が滞れば他の人がお金を借りにくくなるなどの連帯責任を負う。逆に返済が順調なら融資額を増やすこともある。

 今後、日本社会の実態に合うように詳しい貸し付け条件などを検討し、開業に必要な金融当局への手続きを進める。資金は投資家などから調達する。融資期間は六カ月または一年とし、最高二十万円から始める方向で、できるだけ低い金利で融資するという。

 融資を受けた人や希望する人は、週一回の「センター・ミーティング」に参加し、金融知識を学んだり、就労や起業のサポートを受けたりする。利用者には少額でも毎週、貯蓄するよう奨励していく方針だ。